不登校での自己受容に、よくある勘違いされる事とは・・・
不登校にとって自己受容が大切だという事を耳にする機会は
多いかと思います。
けれど、この自己受容について勘違いされてる人が多いという
事があります。
今回は不登校にとって大切だとされる自己受容によくある勘違いを
紹介したいと思います。
自己受容を自己肯定だと勘違いされる事が多い
精神的な自立を目指す上で自己受容というのはとても大切な
ので、ちゃんと出来れば不登校を解決するのに役立つ事となり
ます。
けれど、勘違いして受けとめてしまうために逆効果になってし
まうんです。
どんな、勘違いなのかというと・・・
自己受容のことを自己肯定だと考えてしまうんです。自己肯定と
自己受容は本当のところ内容が異なると考えられます。
例えば人間なのでその時の気分というものがあります。なので
「なんだかやる気がないなあ~」「嫌だなあ~」と思う事もあり
ます。
この時にやる気がない自分でも大丈夫とか、やる気がなくても
いいんだと無理やり肯定してしまう事です。
そうではなく、今の自分はやる気があまり起こらない。これは
やりたくない事だといういった具合にあるがままを受け入れる
これが、自己受容になります。
そこには肯定も否定もなく、そのままを受け入れるという事です
なので、無理やり自己肯定するのではなく自然な形で今ある状態
を素直に受け入れる、自己受容を心がけてください。
自己受容がうまくいけば精神的自立につながる
物事に対して否定や肯定を繰り返していると自己受容がうまく
出来なくなってしまいます。
反対に自己受容がうまくいくようになると精神的な自立へと繋が
り不登校の解決へと向かっていきやすくなります。
ここで大切な事は、不登校な本人だけが自己受容するのではない
という事です。
親御さんも今の状態をあるがままに受け入れるという事が大切
です。
ここに否定や肯定を持ち込むので、どうしても問題視してしまう
事が増えてしまいます。
学校にいってないと、将来がだめになるとかちゃんと生きて行く
事が出来なくなってしまうと今起こってる問題ではなく、現状
起きてない問題を作ってしまうんです。
問題に固執せずに、できるけ自己受容を心がける事が大切です
すぐに出来る事ではないと思いますが、少しずつでも実践してる
と心が楽になってくるかと思います。
うまく自己受容を取り入れて、不登校を少しでも早く解決しまし
ょう。
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